当院の特徴

当院の特徴について

このクリニックを開業するまでの12年間、同じ歯科医院で勤務をしていました。通常、歯科医師は4〜5年でやめていくことが多いなか、なぜ私が12年も同じ職場で働いていたのか。それは、自分の治療した患者さんの歯の状態が、5年後、10年後どうなっていくのか経過を追うためでした。経過を追うことで、より良い治療の選択について学ぶことができると考えたからです。お陰様で患者さんにも恵まれ、10年以上通院してくれた患者さんも中にはいます。そのような自身の経験を踏まえ、現在の治療に役立てながら、患者さんにより良い治療のアドバイスができるよう努めています。

当院はここ豊橋市に医院を構えて以来、「地域の皆さまに密着した歯科医療のご提供」を目指して今日まで尽力してきました。患者さんに安心して通っていただける環境づくりを念頭に置き、真摯に歯とお口の健康維持のサポートをすることに取り組んでいます。患者さんはそれぞれ歯の状態が違うため、一つとして同じ治療はありません。また、同じ診断名であっても、患者さん個人により考え方やライフスタイルが違うため、カウンセリングをしていきながら、要望に沿った治療を提供しています。
当院は小さなお子様からお年寄りまで幅広い年齢層の方に通っていただいています。地域の歯科医療の水準を引き上げるための努力を重ねながら、心のこもった快適な診療環境を提供し、地域の皆さまが健康的で豊かな人生を送れるよう、最善のお手伝いをさせていただいています。歯のことなら何でも気軽に相談できるホームドクターとして、生涯を通じてお付き合いできることを願っております。

丁寧で視覚的にもわかりやすいご説明

鮮明なデジタル画像のレントゲンや口腔内写真をモニター画面で一緒に見ていただきながらお口の中の状態を詳しく説明します。プラーク内の菌の動きを位相差顕微鏡で確認したり、必要があれば口腔内カメラで口腔内を映像としてモニターに映し出したりと、視覚的にわかりやすい形でご説明することを心がけています。
また、説明の際の言葉の選択も大切です。例えば神経を取る処置をする時に「神経の治療をします」とお伝えするだけでは、聞く側にとってはまるで神経が治るようなイメージを持ってしまいます。このような場合には神経を取るデメリットと、それでもやむを得ず取るということを説明した上で、明確に「神経を取ります」という形でお伝えするようにしています。
難しい治療の説明もできるだけ専門用語を使わず、患者さんが理解しやすいようにお伝えすることを意識して診療にあたっています。他のクリニックで治療途中に疑問に思うことがあった方も、お気軽にご相談ください。

痛くない治療のための工夫

麻酔注射の痛みには、針を刺す時の痛みと、麻酔液を注入するときに感じる痛みの2種類の痛みがあります。針を刺す時の痛みを軽減するために行うのが表面麻酔で、当院では麻酔をする全ての患者さんにこの表面麻酔をおこなっています。
麻酔液を注入する際は、圧力によって痛みを感じるため、コンピュータによる自動制御のできる電動麻酔器を使用しております。これを使用することで、一定の圧力でゆっくりと麻酔処置を行うことが可能になります。また、麻酔時に流れる音楽にも不安を和らげる効果があります。
麻酔に使う針は、歯科で使われる中でもっとも細い針を用いています。細くなればなるほど痛みを感じにくくなるため、33ゲージという細さの針を用いています。この他にも、針を刺す向きや粘膜のテンションなどの細部に気を配ることで、痛みを減らす工夫をしています。
できるだけ痛みを伴わないよう最大限の努力を払っておりますので、歯科治療に抵抗や苦手意識をお持ちの方も安心して通っていただけます。

治療を途中で中断してしまうリスク

治療の途中で通院をやめてしまうと、特に神経を抜いている歯であれば、その歯を抜かなければならなくなるリスクがぐっと上がってきます。神経のない歯は木でたとえると死んだ枯れ木のようなもので、若木のように瑞々しくしなることができずに、とても脆く、割れやすくなっています。 また、詰め物などの型取りをした後に治療を中断して長い時間を置いてしまうと、再印象といって再度型を取る作業が必要になります。もう一度型を取るということはもう一度削ることを意味するため、不必要に何度も麻酔をして削ることで、大切な歯の寿命を縮めてしまうことに繋がります。大半の方は「一度予約を忘れてしまってその後来づらくなってしまった」というような些細な理由なので、当院から折を見てご連絡を入れるなど、気軽に来ていただけるような雰囲気作りに努めています。