一つに絞るのは難しいですね。
しかし、私が一番感じてほしいのは、食べ物を食べることも言葉も、病気も全て、「口腔」から始まるということです。人間に必要な「栄養素」。
体を造り上げるミネラルは、食べ物から得るのが人間の仕組み。そして、身体に取り入れるために必要なのは「歯」なのです。

これをお話しすると、皆さん「はっ」とされたお顔を為されます。当たり前になってしまうと、そんなこと忘れてしまいますよね。
もっと詳しいことを見ていくと、口腔内は薄い粘膜です。すぐ血管や神経もある、脳や心臓が近いのも口腔です。言われてみれば‥と感じられた方もおみえになるかと思います。粘膜や歯が感染していれば、その周りにある血管内の血液にも細菌は入り込み、体内を破壊することもあります。咀嚼能力が低いことで、ご自身の未来が脅かされることだってある。「そんなに脅さないで」。そう笑っておられる方もおみえになりますが、そんな患者様にこそ、「真剣です」とお伝えさせて頂きます。

「歯が痛い」と言いながら、歯科医院にくる患者様は減ってきた昨今ですが、私は「痛み」が出る前に、ご自身の健康を護れる場所として「歯科医院」を利用してくださる方のみになっていくよう、まずは地域の皆様の口腔内を理解し、一緒に考えていきたいと思います。
「健口」を意識して生活していけるよう当医院では患者さんの情報をみながら、その方にあった治療を提案し、生活スタイルや「夢」を考え「ベスト」な「健康」を「健口」から導きそして、「健幸」ですごせるよう最善をつくしていこうと思います。
そのため、皆さまにも専門的な知識のお話しもさせていただきますし、口腔内に入れる被せ物、詰め物（補綴といいます）にも意識して頂き、ときには歯科技工士とご自身のかみ合わせと向き合って頂くこともあります。
詰め物、被せ物１つでも、体調やかみ合わせは変わっていくのです。それを、高師ほんごう歯科クリニックのスタッフは理解し、自分の家族に言われるがままの治療をさせたくないからこそ、皆さまにも自身の家族のようにお話をします。

どうぞ、命の入り口である「口腔」を一緒に考え、「病気の入り口」にならない努力に寄り添わせてください。そして、守らせてください。それが、私たちの使命だと思っています。

また堀尾以外でも、医院で開催されている総合コンサルの勉強会を受講し、試験を通過し、認定を受けているスタッフも多いため、不安をすぐに解消できます。